【S28使用構築】お祈り初手ダイマホウオウザシアン【最終699位】

構築概要・結果

 

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 結果
TNアティーク 最終699位(レート1849)

65勝39敗

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はじめに

はじめましての方ははじめまして。アティークです。

禁伝2体環境2シーズン目、今期もなんとか最終3桁に残れました。今まで最終3桁とった次のシーズンは疲れてポケモンしておらず、今期もやる気がありませんでしたが、適当に組んだ初手ダイマ構築が意外と刺さったので最終3桁まで潜りました。2期連続で最終3桁は初めてなので嬉しいです。

欠陥は多いですが、脳死で動かせる初手ダイマ構築なので良かったら見ていってください。

構築経緯

年度末であまり時間が取れないと思い、来期以降の環境調査に使えそうな機械的に動かせる初手ダイマ構築を組もうと考えた。

初手ダイマ構築は詰め筋を先に考えたほうが良いと思い、対面性能が高いザシアン+イバンミミッキュを1つ目の詰め筋として採用した。
ミミッキュが相手のラスト1体と対面できないとき、高速再生技持ち(特にザシアンを受けられるヌオー等)を残されたとき、2体目にダイジェットエースを展開されてザシアンの上を取られた時などが厳しかったので、低火力ポケモンを起点にできて追い風によるS操作が可能なエルフーンを2つ目の詰め筋として採用した。

次に初手ダイマックスポケモンとしていろいろなポケモンを試す中で、初手ダイマエースにはタイプ一致でS上昇技(ダイジェット、天候系)を打てること、ザシアンに対面弱くないことの2つが欲しいと感じた。さらに、ダイマックス後にS操作ができる(特に電磁波だとエルフーンを活かせる)、有利対面の積み技で圧がかけられるといった要素が+αであるとダイマックスが切れた後に詰めやすいと感じた。以上から禁伝としてホウオウを、一般枠としてサンダー電ランドロス霊を採用して構築が完成した。

個体紹介

ザシアン

持ち物:朽ちた剣

性格:いじっぱり

特性:ふとうのけん

実数値:179(92)-244(252)-135-×-135-189(164)

技構成:きょじゅうざん / インファイト / ワイルドボルト / 電光石火

調整意図
S:最速エースバーン抜き
A:きょじゅうざん+電光石火のリーチをのばすため特化
あまりH

説明不要の最強ポケモン

技構成は相手のダイマックスポケモンと対面しやすいためきょじゅうざんは確定とし、きょじゅうざんを半減で受けてくる相手に刺さりやすいインファイト、ホウオウ・鋼飛行勢に打つワイルドボルト、対面性能を高める電光石火の4つとし、命中不安となるじゃれつくを外した。じゃれをうちたい場面も少なくなかったが、それよりもインファ・ワイボが欲しい場面が多かったため技構成はこれで正解だったと思う。
あとなによりもじゃれ外しに怯えなくて済むのが精神衛生上良かった。

今までHSザシアンしか使っていなかったため、A特化ザシアンの火力が高すぎてびびってた。

選出率:1位(以下,選出率は全て体感です)

サンダー

持ち物:命の珠

性格:おくびょう

特性:静電気

実数値:165-x-105-177(252)-111(4)-167(252)

技構成:ライジングボルト / ぼうふう / でんじは / ねっぷう

調整意図
CSぶっぱ、あまりd

初手ダイマアタッカーその1。ザシアン受けに見えるのかラッキー等をほとんど出されなかったため非常に通りがよく、禁伝レベルの活躍をしてくれた。

技構成はダイマックスで火力の出るライジングボルトとぼうふうは確定とし、ザシアンに打てるねっぷうとダイマックスが切れた後に相手のSを下げられるでんじはを残りの2枠に採用した。HDに厚いザシアンが少なくねっぷうを打つ機会がほぼなかったため、羽休め、かいでんぱやみがわり等でもよかったかもしれない。

でんじはを打つからあまり静電気まひを引いた記憶がないが、今期最終戦は1回引いた後にまひビンとして投げてちゃんと相手のザシアンをまひらせてくれた。

選出率:4位

エルフーン

持ち物:食べ残し

性格:おくびょう

特性:いたずらごころ

実数値:145(76)-x-114(68)-105(60)-115(156)-170(148)
技構成:ムーンフォース / やどりぎのたね / みがわり / おいかぜ

調整意図
H:残飯効率の高い16n+1の中である程度低め
HD:特化オーガの雨しおふき確定耐え、無補正252サンダーのボルチェンを身代わりが確定耐え
C:H252サンダーの身代わりをムンフォで確定で割れる
S:最速ガブリアス抜き
あまりB

本構築のMVP。初手ダイマで暴れたあとにでんじはで相手のポケモンをまひらせてみがわりでまひ待ちしてからやどりぎ入れる動きがめちゃくちゃ強かった。

禁伝環境で相手のHPが高いことが多いため、やどみがしてるだけで守らなくても体力がほとんど減らなくなるため、HPを低めにして、メタモン対策や黒バド対策、相手のダイジェットへの切り返しができるおいかぜを採用した。

アッキサンダー相手に羽休めのタイミングでこいつに引くと、電気技をみがわりが耐えるためぼうふう外しを身代わりで待ってはめることができる(舐めて放電打ってくれる相手が多かった)。ヌオー、トリトドンなどの受けポケも再生のタイミングで引くことで相手がみがわりを1発で割れないため、やどみがループにはめることができる。

まひを入れていない場合も、相手のダイマックスターンをみがわりで枯らしてから追い風して相手のダイジェットを無効にしつつザシアンで殴ったり、みがわり連打でスカーフメタモンのPPを枯らしたりといった動きができたので腐ることが少なかった。(これが正しい使い方だと思います。。。笑)

パーフェクトジガルデにやどりぎを入れるとびっくりするくらい体力が回復して楽しい。やどりぎ外しはご愛嬌。

選出率:2位

ランドロス

持ち物:ラムの実

性格:ようき

特性:いかく

実数値:165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)

技構成:地震 / そらをとぶ / 剣の舞 / 岩雪崩

調整意図
ASぶっぱ

初手ダイマアタッカーその2。カバラグへの対策がなかったためラムを持たせて採用。この2体を起点にする試合は少なかったが、いかくで初手ホウオウ、ネクロのAを下げて剣舞してからダイマックスするとかなり荒らすことができる。

なだれでひるませて勝った試合もあったため岩雪崩を使い続けたが、ほぼ相手の2体目がダイマックスしてくることを考えるとS操作という面で岩技を岩石封じにするのもありかもしれない。剣舞へのザシアン後出しがきついので積み技はビルドも一考の余地があると思う。

変えるならこの枠だと思うが、ネクロに薄くなるので変えられなかった。

選出率:6位

ミミッキュ

持ち物:イバンの実

性格:いじっぱり

特性:いかく

実数値:159(228)-156(252)-100-×-129(28)-116

技構成:ゴーストダイブ / みがわり / のろい / かげうち

調整意図
H:16n-1
A:特化
あまりD

ばけのかわがあってなんやかんやできるミミッキュ。先制技、連続技、特性貫通、高速再生技がない相手に確実に勝てる。基本はみがわり→のろい→(イバン)ゴダ→かげで選択すれば良いが、天候ダメ・ステロ・ばけのかわがはがれなかった時の技選択に注意する必要がある。

ラス1に上手く残せずにのろいをすかされることも多々あったが、逆にこいつを信用してれば拾えた試合もあったため、選出画面での試合展開の想定が重要なポケモンだと思った。

自己産色個体使うとポチべあがるから使い得。

選出率:5位

ホウオウ

持ち物:しろいハーブ

性格:いじっぱり

特性:再生力

実数値:181-200(252)-110-×-175(4)-142(252)

技構成:せいなるほのお / ブレイブバード / でんじは / じしん

調整意図
ASぶっぱ

初手ダイマアタッカーその3。

ホウオウをランドロスで見ている構築が多く(自分含め)、Aが下がらなければHBランドでもオボンを持っていないとダイジェットが受からないことに気づき、しろいハーブを持たせた。
初手ダイマイベルのダイアークのDダウン、ディアルガのダイドラグーンのAダウン、ヒヒダルマの岩石封じのSダウン等意外と有効な発動機会が多く、発動して相手が長考しているときにニチャニチャしていた。

技構成は、タイプ一致技のせいなるほのお、ブレイブバードは確定として、サブウェポンは特殊との殴り合いに強くなる地震と構築のコンセプトにあった電磁波を採用した。でんじはの効かないジガルデなどに聖炎を打ちたかったため、フレアドライブは採用しなかった。

しろいハーブのおかげでランドロス入りにも臆せず投げられたのは良かったが、初手に来られると気まずくなる。

選出率:3位

基本選出

ホウオウサンダー電ランドロス霊+ザシアン+エルフーンorミミッキュ

初手ダイマアタッカー3体のうち刺さっている1体+ミミエルフから1体+ザシアンで選出する。
詰めポケモンは相手のダイジェットアタッカーに切り返されず、ザシアンで対処できそうなときはミミッキュを優先し、高耐久が多いときはエルフーンを優先する。
ミミッキュを出したときはラス1をミミッキュとして、エルフーンをだしたときはラス1をザシアンとするよう立ち回る。

ミミッキュを選出すると試合時間が短いが、エルフーンを出して相手の構築に高速再生技持ちが複数対いるときはTODもあり得るので時間を測った方がよい(2敗)。

重いポケモン

マンムーマンムー

初手ダイマアタッカーに氷と岩の範囲がぶっ刺さっているためめちゃくちゃきつい。ホウオウがエッジ+つぶてを有利な乱数で耐え、サンダー電がつらら3発+つぶてまで耐えるため、どっちかを投げてお祈りしていた。

ヒヒダルマヒヒダルマ氷

マンムーと同様。エッジない願望でホウオウでがんぷうを白いハーブで透かすか、ランドロス霊でいかく入れてザシアンに引いてから仕切りなおしていた(唯一の初手ダイマしないパターン)。

カイオーガカイオーガ

水技も一貫しているため初手に来られるのがだいぶきつい。ホウオウで強引にしおふき耐えて削るか、サンダー電で頑張っていたが意外と初手に来ないことが多くなんとかなった。

ガマゲロゲガマゲロゲ

相手のガマゲロゲの初手ダイマで崩壊するが、1回も投げられなかったので当たらないことで対策としていた。

バンギラスバンギラス

サンダー電ホウオウが通しにくいためランドロス霊を通したいが、裏によっては選出がかなり難しくなる。エルフーンいたずらごころも効かないのがきつい。おそらくドサイドンもきついが当たらなかったので問題なし。

おわりに

はじめににも書きましたが今期は年度末ということもあり元々やる気がなかったのですが、初手ダイマを組んでみたら意外と勝てたので結局100戦ほどやってしまいました。

3/29に最終3桁ライン確定したと思い撤退してしまいましたが、今までは最終日に最終3桁ギリギリのところに持って行っていたので、3桁順位からでも1ROMで潜り余裕をもって順位を上げることができたので少しは成長したかなと思います。次は最終3桁確定ラインからも潜れるようにメンタルを鍛えて少しずつでも上を目指せるように頑張ります。

 

 

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